大学中退の理由や後悔|8人の中退経験者にヒアリングした実体験エピソード

大学を中退(退学)して良いものか?今悩んでいる方の参考となる8人のエピソードをご紹介したいと思います。

実際に大学を中退した人の体験談は、あなたの今後の身の振り方の参考になれば幸いです。

事例①:大学中退後、軽いうつ病&夢を諦める

2012年度に大学を中退した男性の事例です。

★中退理由★

大学の授業についていけなくなりました。毎日の予習や復習をさぼるようになり、だんだん大学に行かなくなっていきました。また容姿にもコンプレックスがあり、自分に自信が持てなくなり、サークル仲間からのメールも無視するようになっていき、大学を中退しました。

★その後の人生★

大学中退後、他の大学に入学することも考えましたが、親に反対されてあきらめました。そのあとスーパーでアルバイトをしました。店長は大学を中退した私を理解してくださり、一緒に働いている従業員の方々もいい人たちばかりだったのですが・・・。

私自身、大学を中退した時の心の傷をいまだにひきずっていました。私は子供のころから物理学者になるのが夢で、その夢が絶たれてしまったことがどうしても頭の中から離れませんでした。

結局、スーパーでのアルバイトは1年ちょっとでやめてしまいました。家にひきこもるようになり、高校の物理の問題を解いて妹に自慢したり、数学コンテストに参加しようとしたこともありました。

やがて精神的におかしくなっていき、母親に相談して心療内科に通うようになりました。先生からは軽いうつ病だといわれ、そのあとしばらく家に引きこもっていました。本当に人生に絶望していたとき、母親から、「もう一回スーパーに戻ってみれば」といわれ、涙があふれ出たのを覚えています。

幸い、店長は非常に理解のある方だったこともあり、またスーパーに戻ることができました。今はスーパーでパートとして働いています。今でも昔のことを思い出すときがありますが、幸せな日々を送っています。

★中退後の気持ち★

中退した時点では、空虚な気分でした。心の中にぽっかりと穴が開いたような、そんな気持ちでした。

しばらくたって、自分は大学を中退したことで、物理学者になるという夢はついえたのだという実感が沸きあがってきて、精神的にひどく落ち込みました。

★中退に対する後悔や、振り返ってどうすれば良かったか?★

大学を中退したことに関しては正しくなかった、というのが今の私の考えです。

物理学者になりたいという夢があったにもかかわらず、そのための努力ができなかったことで、今でも後悔しています。昔、祖父から努力できるのも才能なんだとよく言われましたが、本当にその通りなのだと思います。

ただ、最低でも大学くらいは卒業できるように努めるべきであったと感じています。やはり最低限の努力をして、大学くらいは卒業するべきだったと思っています。

★大学中退を考えている人にアドバイス★

大学を中退することで、もしかしたら一生コンプレックスが残るかもしれないということを肝に銘じておくべきです。

なるべく頑張って卒業することをおすすめします。就職に関しても、大学を出ていないと選択肢が狭まることを理解するべきだと思います。

事例②:【後悔】中退後パチスロ→肉体労働へ

★★★現在42歳の男性です。

1996年平成8年度に九州共立大学を一年生の時に中退致しました。
当時何の目的も持たずにとりあえず、家の近くの大学を受験し、合格しました。
就職、専門学校等に行く選択もあったのですが、親の説得もあり九州共立大学に進学するようにしました。

★中退理由★

私が中退した当時はスロットが流行っていました。
簡単に言うとスロットにのめり込んでしまって、スロットのプロとしてやって行く事が出来ると過信してしまったからです。親父には本気で怒られましたが、決心は変わらなかったです。

★その後の人生★

大学を中退してから1年ぐらいはスロットだけでなんとか生活費を捻出していましたが、友達から居酒屋のバイトを手伝って欲しいと言われて、居酒屋のバイトもしていました。
一年ぐらい経つと思うようにスロットで勝てなくなりました。
借金をするようになり、このままではまずいと思い就職をしようと決めました。
大学中退という事実が重くのしかかり、大手の会社という就職先は見つかりませんでした。
地元の運送会社で就職する事が出来ました。運送会社ではありましたが、思ってた仕事とはだいぶ違い、かなりの肉体労働でした。毎日毎日疲れ果ててました。半年程で運送会社を辞めてしまいました。次に就職したところは引越し屋さんでした。一年ほどアルバイトをしてから正社員になりました。肉体労働ではありましたが、人間関係に恵まれて10年間勤めました。10年勤めましたが、最後は事故をしてしまったうえに、事故の支払いの事で会社側とトラブルになり、引っ越し屋は辞めました。
少しお金を貯めていたので、大型特殊免許と移動式クレーン運転士の免許を取得しました。
そこで現在の仕事でもある移動式クレーン運転士の仕事に就きました。
学歴はほとんど要らなかったですが、現在の仕事に一定の満足はしています。

★中退後の気持ち★

一般的に三流と言われる大学だったので世間体は気になりませんでしたが、親父と喧嘩して無理矢理辞めてしまった事は非常に後悔しています。
しかも辞めた理由がギャンブルにハマるという今では考えられないような理由ですし、本当に今も親父には申し訳ない気持ちでいっぱいです。

★中退に対する後悔や、振り返ってどうすれば良かったか?★

私の場合は結果的に大学中退の選択は大間違いだったと思います。
もう少し我慢をして通学していればまた違う人生だったかもしれません。
当時はインターネットなども普及しておらず、誰にも相談しておらず、自分自身の気持ちだけで中退を決意してしまいました。年齢的にも未熟だった上に、親父への反抗もあったかもしれません。
もし24年前に戻ってやり直せるならば、親父の言う事を聞いてもう少し我慢して通学した方が良かったと思います。

★大学中退を考えている人にアドバイス★

大学を中退しようかどうかで悩んでる人へ、先ず中退しようとする理由を明確にして下さい。理由が明確になったら、ご両親に相談して双方納得行く形をとって下さい。喧嘩別れになるというのは、本当に後々後悔しますので、話し合いを重ねて下さい。やりたい事は大学を卒業した後ででも遅くないのかもしれません。

事例③:経済的理由による中退

★★★39歳女性です。

大学は、2001年度に中退しました。現在は、主婦をしながらパートに出ている小学生の母です。

★中退理由★

大学を中退したことは、自分の人生の中でかなり衝撃的な出来事だったので当時の記憶を薄っすらとしか覚えていませんが中退した一番の理由は、親の事業が傾いた事です。

私は長女で下には兄弟が2人います。他の兄弟に比べて私は勉強が好きという訳でもなく何となく大学に行っておかないとという意識だったのです。

親の事業が傾いている事は何となく両親の会話から気づいていました。

それで心配性の私は、怖くてお金の事を親に確認する事も無く大学が嫌になったとだけ言って中退を半ば無理やりしました。

下の兄弟たちは勉強が出来たので私の教育費を兄弟にかけてほしかったのです。

★その後の人生★

大学中退後は、そのまま実家に暮らしていたのですが、経済状況悪化のためにとにかく給料が必要なので在学していた時にバイトしていたある事務所でそのまま働かせてもらっていました。

大学在学中から卒業後は、うちの事務所で働いてと社長が言ってくれていてその時は、就職先も他に考えていたのですが中退した私の事情を知った後もそのまま働いても良いよと言ってくれたお言葉に甘えて初めは契約社員として働かせてもらいました。

その後、経験を積み資格を取る分野だったので会社で補助してもらい資格を取ってから数年後に正社員として雇用してもらう事が出来ました。

大学を卒業してからだと後2年勉強してからの就職だったのですが、学校で学んだことよりも実践で覚えていくことも多い職種なので中退したことは残念なのですが経験値を早くから積めたという意味では逆に良かったと思います。

本当にこの流れはラッキーだったとしか思えませんし社長には、今も足を向けて眠れない位感謝しています。

私は、中退後もそこの事務所で働いていたので実家にもお金を入れる事が出来て無事に弟たちもそれぞれ学校を卒業して働くことが出来たのです。

正社員になってからは、賞与も満額頂けるようになり貯金も出来るようになりました。その後は、今の主人と結婚してしばらく働いていましたが妊娠出産を機にパートとして再雇用してもらって今も働いています。

★中退後の気持ち★

中退してみて一番辛く悲しかったのは、親への申し訳なさです。うちの親は、世間体などはあまり気にしないタイプだったので近所の人に色々聞かれても普通に答えていました。

悪いなと思ったのは、そこでは無くて高額なお金を遣って大学に入れてくれたのに私は、自己判断で親に本音を言わずに急に中退を決めてしまった事です。

理由をあまり詳しく話さなかったのにも関わらず責める事もなく認めてくれて感謝しています。今でも、本当の理由を知らない両親にはこの先も話すことはせず胸にしまって行こうと思っています。

親への気持ちが辛かったことが一番ですが私としてもそれなりに頑張って入学した大学で思い入れも出会いもありました。

突然辞める事になり周りの友人も戸惑っていましたが辞めても付き合いは変わらず今でも定期的に集まったりできるのでそれほど落ち込むこともありませんでした。

★中退に対する後悔や、振り返ってどうすれば良かったか?★

私の場合は、かなり短絡的に親にも本当の事を相談せずに退学してしまったので正直判断は正しかったとは言えません。その時は、あまり考えが及びませんでしたが今親になると入学金や学費がとても高額だという事が分かったからです。

親の経済状況は、明確に悪くなっていたので私が大学を中退したことで家計が助かった事は確かなのですが親にしっかり相談して奨学金制度などを利用する手段もありました。

その知識が当時は無くてただ不安で目の前の事を解決したいと思ってしまったので戻れるならばしっかりと学校や親に相談してから決めればよかったと思っています。

★大学中退を考えている人にアドバイス★

大学中退したいと思う人には、様々な理由があると思います。経済的な事や他に夢が出来た、それから大学生活に馴染めないなども本人にとっては大きな理由です。

その時は、今すぐにでも辞めたいと思ってしまいますが、どんな理由があっても突発的に中退するのは人生で後々大後悔する可能性が大きいので止めた方が良いです。大学に入学するにも受験勉強から始まりそれなりのお金がかかっています。

それから中退してしまうともう戻ることは出来ず後悔しても戻れないからです。

大学中退を考えた時は、その先のビジョンを明確にしてから後悔しないと強く確信出来てからする事をおすすめします。

事例④:中退後IT系の専門学校へ

★★★37歳(男性)です。

私が大学を中退したのは、2001年で、当時大学1回生でした。

★中退理由★

いろいろと妥協して、志望の大学とはかけ離れた(第3志望にも入らない)ところに入学しました。よって、入学してからの大学生活は非常に、なんというか物足りなく、自分はなぜここにいるのだろうかと、自問自答する日々が続きました。また、「自分はほかの学生とは違う」、といったような、どこか冷めた考えももつようになり・・。

ただ、入学金であったり、引っ越し費用であったり、ほかにも諸々の費用を両親に出してもらっているため、中退の相談などできるはずもありません。葛藤の日々が続くなかで、次第にほかの道も模索するようになり、ついに両親に相談することになりました。

★その後の人生★

大学中退を相談するにあたっては、かなりの葛藤がありました。特に親になんと説明すればいいのか、といった点で大きな葛藤がありました。両親を納得させるためには、その後のビジョンを明確にし、自分で生活を切り開いていく必要があります。

なので、期間を定め、そのあたりのビジョンを明確にさせるところから始めました。ちなみに私が目指した方向は、インターネット関連の業界です。当時は、インターネットが急速に伸びている時代であり、今後の成長が大きく見込める分野でもありました。そのための専門学校に通うことを決意したのです。もともと興味のあった分野でしたし、将来性のことを考えても、やってみる価値は十分にあると判断しました。

この点につきましては、高校時代の担任にも相談させていただき、情報(学校の紹介など)もたくさんいただきました。本当に感謝しています。その後、無事に就職し、2回ほどの転職を経験しましたが、今でも同じ業界で働いております。給料もまずまずといったところですし、自分の決断は間違っていなかったんじゃないかな。

成長著しい業界で、なおかつ自分も若かったため、うまくハマったような気がしています。あのままダラダラと大学に通うよりかは有意義だったと、思いたいですね。

★中退後の気持ち★

中退後の計画はある程度固まっていたので、特に世間体を気にすることはありませんでした。なにもせずに、1日中家にこもっていたら、そんな気持ちにもなったと思いますが、そんな暇はありませんでしたし、新たな目標に向かって、日々せわしなく動いていました。

ただ、両親にはやはり、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。それを払しょくさせるためにも、とにかく行動していく必要がありました。

★中退に対する後悔や、振り返ってどうすれば良かったか?★

自分としては正しかったと思いたいですね。いろいろと大変なこともあったので、もしかすると、普通に大学を卒業していたほうが、いい人生になっていたかもしれません。

ただ自分の性格を考えると、あのまま大学に通っていれば、おそらくどこかで破綻が生じていたはずです。妥協に妥協を重ね、自分に嘘をつき、周りを見下し・・。そんな人生はまっぴらですし、あの時の判断はやはり正しかったんじゃないかなと。

両親も、あの時の決断については、十分納得してくれています。

★大学中退を考えている人にアドバイス★

妥協できるか否か。最終的にはそこだと思います。私のように、妥協できない人は、きっとそのまま大学生活を送っていくと、あとで後悔することになると思います。逆に妥協できる人というのは、勉強や仕事などとは別の部分にやりがいや楽しみを見出せる人であり、そのまま続けていってもいいと思います。

事例⑤:中退に後悔無し!興味ある広告業界へ

★★★58歳の男性、広告代理店の営業兼コピーライターです。

大学を中退したのは1983年度です。

★中退理由★

田舎から都会の大学に入学し、遊ぶことの楽しさを知ったのが、大学を中退した最大の理由です。地元出身の友人ができると、誘われるままに当時流行っていたディスコに入り浸り、飲めや騒げの毎日でした。親からの仕送りだけでは足りず、バイトの掛け持ちをするようになると学校に行く日数が減り、単位不足で留年を繰り返しました。親の手前、籍だけは残していたものの、当然のように親にも呆れられ仕送りがストップし、中退に至りました。

★その後の人生★

大学中退後は、大学の在籍中に雑用のアルバイトをしていた広告代理店の社長に誘われ、正社員として就職することができました。広告の仕事には興味があったので、願ってもないチャンスでした。当時は業界自体に活気があり、営業マンとして無我夢中で飛び回っていたのを覚えています。また、小さな会社だったこともあり、希望をしていたコピーライターの仕事を営業と兼務できたことが、広告の仕事を続けられた原因だと思います。コピーは養成講座を受講したり、好きなコピーラーターの書籍を読んだり、人生の中で最も勉強をした時期だったかもしれません。
33歳で、友人の紹介で知り合った現在の妻と結婚しました。同じ業界で働いていたこともあり、当時も今も、残業や飲み会で帰りが遅くなっても、文句ひとつ言わないことには感謝しています。会社の業績は右肩上がりで、残業も多かったぶん、給料は同年代のサラリーマンよりは高かったはずです。子宝には恵まれませんでしたが、幸せな生活でした。しかし、45歳で役員になり、その2年後に会社が倒産しました。メーンのクライアントの倒産が原因でした。幸いなことに営業ができて、コピーも書けたことで、そう間をおかないで同業界で再就職をするこができ、現在に至っています。仕事量は減り、そのぶん給料も前の会社の2/3程度ですが、妻と一緒に旅行に出掛けたり、食事にいったり、以前では考えられない生活を楽しんでいます。

★中退後の気持ち★

中退して真っ先に思ったのが、両親への申し訳ない気持ちです。退学届けを提出した瞬間、両親の悲しそうな顔が浮かんだのを覚えています。自分に対しては、これから先どうなるんだろうという不安な気持ちでいっぱいでした。就職に対する不安が一番でした。

★中退に対する後悔や、振り返ってどうすれば良かったか?★

大学を中退した直後は、後悔しました。少し時間が経ち、冷静に考えらるようになってからは、休学という選択肢もあったことに気付き、早まったかなという気持ちにもなりました。しかし、私の場合は、たまたま興味のあった広告業界に就職でき、仕事を早く覚えられたので、結果的に中退の判断は正しかったと思います。また、再就職を1度経験しましたが、採用の合否に履歴書に書く大学卒業か、大学中退かよりも、経験が重視されたことも中退の判断が正しかったと思える理由です。

★大学中退を考えている人にアドバイス★

大学を中退することで、人生が終わるわけではありません。もし、本当にやりたいことがあるのであれば、中退を躊躇する必要はないと思います。大学を卒業するよりも、やりたいことに着手した方が有意義です。ただ、目標も無く、その時の気分だけで悩んでいる場合は、もう一度考え直すことをススメます。

事例⑥:大学中退後、会計士に転職。成功事例

★★★23歳、男、2018年度の冬に大学中退しました。
中退後は大手監査法人に勤めています。

★中退理由★

特に夢や目標もなく家から近いからという理由のみで地元の私立大学へ進学しました。親が自営業で業績が振るわない中、ただ漠然と大学へ行き、高額な授業料を払ってもらうことが申し訳なくなり、何か資格を取得して就職しようと決意しました。
簿記が好きだったこともあり米国公認会計士の資格を一年の猛勉強の末取得し、取得と同時に大学中退しました。就職先は引く手あまたの状況だったので不安はなかったです。

★その後の人生★

私が務めております会計事務所という業種は学歴は不問であり、資格を有しているかどうかが全てです。中卒、高卒であっても公認会計士資格を取得していれば入社は可能です。裏を返すと、いくら最終学歴が良くても、会計士資格を有していなければ入社することは難しいです。大学を中退する際に、大学中退という肩書が影響のない進路先であることが親を安心させた要因だと思ってました。ダラダラ大学へ行き、適当な就職活動を終え、やりがいも興味もないような仕事をするよりよっぽど良い選択だったと今でも思ってます。専門的な知識を有するプロとして仕事に取り組めていることはとても誇らしく幸せなことです。中退を決断するにあたって中退した後のビジョンを明確にすることができていたので良かったと思います。会社内の同僚や上司に雑談で大学中退の話をすると驚かれますしすごく興味を持ってくれて会話も弾みますので、いい話のネタになったかなと思います。しかしながら親の気持ちを考えると大学を卒業してほしかったのかなとふと思う瞬間があります。この後悔は今後親孝行という形で返していきたいと思ってます。私の選択を理解し受け入れてくれた親には感謝の気持ちでいっぱいです。

★中退後の気持ち★

中退を決意してから実際に中退するまで2か月間ありました。資格取得後、後期の授業が終わるまで2か月あったからです。その2か月間はほんとに中退していいのかとても悩む期間であり、親、友達、教授に何と言ったらいいかずっと考える期間でもありました。中退した後はすぐに就職して働いてましたので生活が一変し何とか対応し仕事をこなすのに必死で正直中退したことを考える余裕がなかったです。考える余裕がなかったことが後悔しなかった要因であると思うので結果的には良かったと思います。

★中退に対する後悔や、振り返ってどうすれば良かったか?★

私自身の評価は中退してよかったという結論です。正しいことかはわかりませんが、自分のやりたいことを見つけられたことでプラスに働いたと考えています。しかしながら中退するくらいなら高校の時にやりたいことを見つけるほうがスムーズであったかなと感じています。どのような決断にも後から「あの時こうしておけばよかったんじゃないかな」と思う瞬間が訪れます。しかしながらそれは無意味なことであり、今の状況を見つめなおし未来の自分をよりよくしていく方が何十倍も生産的です。中退すると決断したのならそれより先の未来の事を想像し、今全力で行動するのみだと思います。

★大学中退を考えている人にアドバイス★

学校行くのがだるい、単位取れてないからというような消極的理由の中退でなく、やりたいことが明確で大学を中退してまで取り組む覚悟と責任をもって中退するという積極的理由であれば悪いことではないと思います。今一度自分が中退したい理由を見つめなしてみてかいかがでしょうか。

事例⑦:現実逃避による大学中退→職が選べない

★★★現在の年齢 47歳
性別 男性
中退年度 1994年

★中退理由★

やりたい事があったから大学を中退したというわけではありません。恥ずかしながら、キッカケとなったのは必修科目の単位をとれなかった事です。
これにより二回生修了時に四回生修了時に大学卒業出来ない事が決定してしまい、やる気を失いました。
そんな時に当時ハマっていたゲームに熱中してしまい、大学へ通わずゲームで現実逃避をします。
その結果さらに単位を取れなくなって絶望的な状況に。
一時的に休学して次年度から真面目に通おうと思ったものの、逃避癖は直らずまたしても大学へ通いませんでした。
自分はまだ二回生の必修科目を履修していないというのに、同学年は卒業していく。
これに耐えられなくなって大学を中退しました。

★その後の人生★

本来大学卒業すればちゃんとした企業に就職出来たのですが、私は大学中退をした身。しかもバブル崩壊して景気が急激に悪くなってまともな求人もない状況でした。
そんな厳しい就職状況で私のような大学中退者にまともな就職先があるわけもなく、またしても現実逃避をしてゲームをしていました。
結局親類のコネでコピー機の営業販売している中小企業への就職が決まり、そちらでずっと働いていました。
ですのでまともな就職活動をせずに就職、そして地元の小さい会社へ勤めだしました。
そちらで14年勤めたのですが、残念ながらその会社も倒産。
倒産の一年前から給料の支払い遅延が起きていたのでマズイかなとは思っていたものの、大学中退した身で好条件の転職先がみつかるわけでもなくそのまま務めます。
しかし力尽きて倒産しました。
すぐに再就職すればいいものの、またしてもゲームで現実逃避をし二年程遊んでしまいました。
最初の一か月はハローワークに通ったのですが、35歳以上となるとまともな就職先がなかった事に失望してしまったんです。結局それがさらに就職状況を悪化させ、さらに小さい会社へと就職しました。
今回は運送業ですので今までのデスクワークと違って苦戦していますが、この年代でと他に仕事もないので勤めています。

★中退後の気持ち★

まず大学へ通う資金を出してくれた祖父母への後悔と謝罪したいという気持ちが強いです。
私は奨学金を借りて大学へ通ったので、学費のみでいえば自分で支払ったいることとなります。
しかしその間の生活費は祖父母に見てもらったわけですから、本当に申し訳ない。

★中退に対する後悔や、振り返ってどうすれば良かったか?★

大学中退という判断は不正解です。
あそこまで追い込まれてしまった時点では仕方なかったとも言えますが、たかが必修科目を一個落としたぐらいで引きこもるのは良くなかったと今でも反省しています。
ちゃんとした理由があるならまだしも、私の場合は”単位とれなかったから大学行かない!”ですから、精神が子供過ぎました。
今思い出しても顔が真っ赤になる程恥ずかしいですし、寝る前に思い出してしまうと後悔の気持ちで胸が一杯になり眠れなくなります。
どうすれば良かったかですが、たかが必修科目を落としたぐらいで絶望せずに通うべきでした。
留年が決定したぐらいで不登校をしたりせず、1年多く通えるなら教員免許取得の為に必要な科目をとる!とそのまま通い続けるべきでした。

★大学中退を考えている人にアドバイス★

私はバカな理由で大学中退しました。
正直お金も自分の人生もドブに捨てたなと後悔しています。
余程やりたい事があるならまだしも、私のような軽はずみな気持ちで大学中退するとあとあとまで影響を与える事になります。
勤める企業のグレード、収入といった物理的な面。
そして大学中退しなかったら良かった・・という悩みが一生付きまとうことに。
私が後悔しやすい体質だからかもしれませんけど、大学中退以来ずっと夢に出てきてその度に後悔しています。

その時としては大きなショックなのかもしれませんが、後から見れば些細な事。
そんな事の為に大学を中退し、人生を棒に振った私の二の舞にならないよう決断してくださいね。

事例⑧:大学中退→目標進路へ再入学

★★★46歳、男性、1993年

★中退理由★

私立大学文系を目指して受験勉強。実は部活動も大学で頑張りたいと考えていて本命の大学を選んだのはそれも理由でした。しかし、スポーツ推薦で受験できるレベルでもなく、残念ながら滑り止めで受験した大学にかようことになりました。しかし、1年生の夏前には目的を見失い、中退して改めて勉強して本命の大学を目指しました。

★その後の人生★

大学を中退後、現役時代に本命であった大学を改めて目指して勉強を始めました。両親にもきちんと相談しましたが、予備校にも通わず、自力で勉強することを決めました。結論、一浪したことになるのですが、無事に本命の大学に合格できました。人生であれだけ頑張ったこともなければ、あれだけうれしかったこともなかなかありません。もちろん、部活もかなりがんばりました。周囲がレベルが高いため、レギュラーにもなれませんでしたが、ガムシャラに頑張れたことは後悔があろうはずもなく、満足しています。もちろん、就職してからもかなりその時の経験が生きています。
もし、あのとき滑り止めで合格した大学になんの目的もないまま、のんべんだらりと通っていたら、就職活動もうまくいっていないと思います。また、人生で最も大きな後悔につながっていたと思います。
家族、両親や一緒に住んでいて可愛がってくれた祖母には心配をかけることになってしまいましたが、将来的に見て正解だと思います。
自分自身のやりたいことをきちんと定め、それに向かって頑張ることの大切さ、妥協はしない方が良いことを身をもってまなびました。
若いうちに経験できた良い事象だったと思います。

★中退後の気持ち★

もちろん、自分自身で決断したこととはいえ、次の年、本命の大学に合格できなかったらどうしようという不安が一番です。また、両親や可愛がってくれた祖母に心配をかけてしまい、申し訳なかったという思いでいっぱいでした。

★中退に対する後悔や、振り返ってどうすれば良かったか?★

結果論ですがわたしの場合は正しかったといえます。次年度本命の大学に合格できたこともあります。
何より、あのまま滑り止めで合格した大学に通っていても何の目的もなく、間違いなく無駄な4年間を過ごしていたと思います。わがままかもしれませんが、大学に行くならこれをしたい!という強い思いを持っていただけに。
あの時に、流されていたら長い人生もさらにマイナスに働いていたのではないかと考えてしまいます。怖くなります。

★大学中退を考えている人にアドバイス★

自分自身が大学を中退して何をしたいのか?それがほんと位にやりたいことなのか?これを自問自答して回答がでるなら、大学中退もよいと思います。自分自身が後悔することがなによりもマイナスです。長い人生、今振り返るとよかったとおもいます。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする